沖縄 ツアーナース

不穏が強い患者さんにはどのように対応してる?鎮静剤の投与や点滴もする?

私は老健で働いています。
老健には認知症の利用者さんが多く、苦労する事もあります。
認知症というのは、疾患によって症状の現れ方が違います。
アルツハイマー型認知症や、レピー小体型認知症など、その症状の現れ方によって、生活にかなり影響がでてしまいます。
不穏状態の利用者は、夜中になると、叫んだり暴れたり、徘徊したりするので大変です。
そのような症状が現れている時は、意思の疎通は全くできませんから、何を言っても伝わらないんです。
介護者に対しても、殴ったり蹴ったりする場合があるので、介護する側にもかなりのダメージがあります。
そのような状態では、とても在宅で介護する事はできませんから、施設に入所するんです。

 

老健では、ある程度の不穏状態については、施設内で対応しています。
ドクターが常勤しているので、精神を安定させる為に向精神薬を内服したり、睡眠を促進する内服薬を処方する事もあります。
ただ、内服薬では対処できないような酷い状態の利用者さんは、専門の病院を受診しています。
専門の病院で処方の内容を検討してもらうんですが、改善が見られない場合には、入院となる場合もあります。

 

施設では、鎮静剤の点滴や注射は行っていません。
内服管理が主で、それ以外は病院で行っています。
施設の中では、できる医療行為が限られてしまうので、リスクの高い処置はできるだけ避けるようにしているんです。
しかし、内服だけでは効果がほとんどないというのが実状です。
夜勤の時には、一晩中不穏の対応に追われてしまう事も多々あります。
不穏がない時であれば、落ち着いて仕事ができるんですが、不穏者が多い時の夜勤は、翌朝の疲れはかなりのものです。
そのような時の、看護師1人の夜勤はキツイですね。